ラミクタールの子供への投与の研究について

 ラミクタールが出回るようになってからまだ日が浅い方ではありますが、抗てんかん薬としては優秀なものであり、多くの精神科で用いられています。この他、躁うつ病等の気分障害にも効果があるものとして、過度な攻撃性を抑えるお薬としてもラミクタールは活躍しています。こうした症状の治療は精神科の中では大人を対象とすることがほとんどですが、子供の中にもてんかんを持つ場合もあり、てんかん発作が心配な親にとってはラミクタールが使用できるかどうかも大きな関心の一つとなるのではないでしょうか。しかしながら、ラミクタールを子供に使用し、結果どうであったかの研究結果というのは、薬が出回るようになってからの日の浅さもあり、はっきりとしたことはわかっていません。まだ研究の途上と考える方が良いのかもしれません。しかし、それ程、公にではないにしろ、子供に使用しても問題ないとの意見は実際のところ多く現れています。また、薬の構造上、子供に使用しても特に問題はないような設計になっている他、実際に子供に使用してみて、てんかん発作を抑えるのにも成功したとの声もあります。さらに、広汎性発達障害の子供にも用いている医師もおり、子供向けの研究はまだにしても、それなりの活躍は見せているようです。
 しかしながら、ラミクタールと言えば薬疹という副作用もあるため、成功例だけでなく、副作用によって使用を中断せざるを得なかった事例や、使用しても効果が見られなかった例等、今後はそれらのうまくいかなかった例の研究報告も待たれます。てんかん発作は個人によっては乳幼児期から始まるものであり、どの段階の年齢から使用しても問題ないのかも含めて、今後の展望や、新薬の開発も注目されるところです。

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